電験三種 受験案内の配布が開始された。
おもな配布場所は、電気技術試験センター、電力会社、河合塾、書店などである。
などであるが・・・、今これを読んでいる人にとって、配布場所の情報はいらないだろう、大きなお世話かもしれない。
なぜなら受験案内は、試験センターのホームページで閲覧することができるからだ。
ホームページで閲覧できるものを、わざわざもらいに行く人もいないと思う。
受験申し込みもネット上で出来るので、全てがネット上で完結する・・・
つまり、実物の受験案内が必要な人は、郵送で申し込みをする人だけになる。
普通に考えると、受験案内の配布や郵送での申し込みは廃止して、ネット申し込みだけにすればいいのではないかと思う。
今や、PCやタブレット、スマホなどを持たない人はほとんどいないと思うので、それで十分ではないだろうか。
なぜ、ネット申し込みだけにしたほうがいいのか?
それは、もしそうなれば、受験料が下がるからだ。
電験三種の受験案内を大量に印刷して、全国の書店や電力会社等に配る、
それだけで莫大な経費がかかる。
それ以外にも、郵送されてきた申込書を仕分けして整理する人員も必要となるため、その経費もかかってしまうだろう。
これらの経費はどこから捻出されているのか?
それは、受験者の払った受験料でまかなわれている。
つまり、試験にかかる経費が削減できれば、受験料も下がる。
受験料が下がって嬉しくない受験者は一人もいないだろう。
電気技術試験センターでは、経費その他をHP上に発表しているので、興味があるならば見てほしい。
・・・ネット申し込みだけにすればいいというようなことを書くと、PCやスマホを持たない人から苦情が来そうだが、それもしかたがない
電験一種や二種の受験料はもっと高い
その他に、電験一種や二種の受験料は三種に比べると、高い。
三種 は 4850円(5200円)
一種 と 二種は 12400円(12800円)
もちろん一種と二種は二次試験があるから、という理由もあるが。
その大きな理由は、受験者が少ないからであろう。
電気製品等も、新しいものが開発されて発売されると、最初は値段が高い。
しかし、普及して多くの人が購入するようになると、値段が下がる。
つまり、多くの人が参加すると相対的な経費は下げることができるので、値段(受験料)も下がる。
思いつくことを色々と書いてしまったが、
(ネット上でも)受験案内の配布が開始されたので、目を通しておいてほしい。