2022年から電験三種の受験回数が年2回になることについて、
以前書かせてもらったが、
それと同時に、試験の回答方法がCBT方式も選択できるようになる。
今までは、マークシート方式のみだったが、それに加えてCBT方式も採用される。
CBT方式とは?
では一体、CBT方式とは何だろうか?
CBTは「Computer Based Testing」の略で、
聞きなれない人も多いと思うが、パソコンの画面上で回答できる方式のことだ。
CBT方式を採用するということは、それに伴い外部委託の形を取ると思うので、受験料アップの可能性もある。
試験の日時が選択できる
CBT方式の採用により、
複数の試験日・時間帯から受験日時を選択できるようになり、
また、平日の受験も可能になるようだ。
電験三種の申込者数と受験者数の割合を見ると、
受験申し込みをしたものの、
実際には受験しない者も多くいる。
仕事の都合やその他により、急遽受けられなくなる者もいるからだ。
しかし、試験日が複数になれば、
都合により受験できないという者も減るだろうから、合格者の数は増える。
試験日が複数になることから、一度に大勢が一箇所に集まることがへるので、
新型コロナ対策にもつながっているのだろうか?
CBT方式採用されている試験
ちなみに、CBT方式が採用されている試験は以下のようにたくさんある。
ICTプロフィシエンシー検定試験
うちエコ診断士
運行管理者
英検CBT
くるまマイスター検定
こころ検定
J検
シスコ技術者認定
実用理科技能検定
情報検定
情報セキュリティマネジメント試験
ジョブパス
日商PC検定試験
日商ビジネス英語検定
日商プログラミング検定
日本漢字能力検定
PHP技術者認定機構
B検
ビジネス能力検定試験
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時代の流れで、CBT方式を採用する資格試験は、今後増えていくのだろう。
電験も 試験方式は変化する
昔は、受験科目が6科目に分かれていたり、電卓が使用不可だったり、
また、解答がマークシートではなく、記述式だったりと、
試験方式は時代とともに変化してきている。
時代の流れに伴って試験方式が変化することに違和感はない。
受験者は、決定された事項に、おとなしく従うのみだ。
変化に順応できない者は、切り捨てられるのだろうか・・・