年が明ければ電験三種の勉強を本格的に始めようという人も多いだろうが、
その時に必要になるのが参考書と過去問題集になる。
電験三種の過去問題集は、オーム社、電気書院、TACなどから発売されているが、2021年版が発売されているのは、今のところTAC「みんなが欲しかった!電験三種の10年過去問題集 2021年度版」だけになる。(2020年12月21日発売開始)
みんなが欲しかった! 電験三種の10年過去問題集 2021年度
やはり過去問題集は早い時期に販売を開始した者に、分があると思う。
年明け早々に過去問題集を購入して勉強を始めようと思っても、その時期に販売されていなければ選択肢として上がらない。
オーム社、電気書院、TAC
以前は、オーム社と電気書院の過去問題集の二択だったが、今では新たにTACの過去問題集が売られているので、この三つの中から選ぶことになると思う。
売上を考えれば、やはり発売時期は早い方がいいだろう。
TACのものは年内に販売が開始されているのに対して、電気書院とオーム社のものは来年にならないと発売されない
これはやはりTACが他社に先駆けて発売することで、アドバンテージを得ようという狙いだろう
オーム社と電気書院は、新勢力であるTACに対してもう少し危機感を感じるべきではないだろうか
わかりやすい「電験三種過去問題集」は
わかりやすさに関してもTACの過去問題集の方が一枚上手だ。
電験三種は二種一種と比べると、電気初心者が受験する傾向は高いので、やはり初心者に優しいわかりやすい問題集の方が当然好まれる。
三社の過去問題集を比べてみると、
やはりTACのものが一番わかりやすく
次に電気書院、
そして最も難しい過去問題集はオーム社のものになる。
これは、読者レベルの想定が違うからとも言えるが。
TACの過去問題集は電気初心者に向けて書かれている、
そして電気書院のものは中級者向き、オーム社のものは上級者向きとなっている。
つまり、TACの過去問題集が分かりやすいとはいっても、万人にお勧めできるわけでもない。
レベルの高い人にとっては向かない内容となっているかもしれない・・・。
年明けから電験三種の勉強を本格的に始める人も多いと思うので、三社ともに過去問題集は年明け早々に発売してほしいものだ。