人気の「TAC みんなが欲しかった電験三種 教科書&問題集シリーズ」の レビューをしてみよう。
色々なサイトでレビューをみかけるので、今さらという感じもするが・・・。
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各科目のページ数と価格/著者
出版社:TAC出版
発行日:初版 2018年発行
著者 : TAC出版開発グループ
出版社の紹介文
出版社の紹介文を引用する
本書の特徴
【教科書編】●論点をやさしい言葉でわかりやすく説明!
論点をやさしい言葉でわかりやすくまとめ、コンパクトでも理解しやすい内容を心がけました。
初学者でもSectionを細かくわけているので、スキマ時間にも学習しやすい!
●カラーで見やすい図や板書で、パッと見てわかる!
フルカラーで見やすい図版とこだわり抜いた板書で、わかりにくいポイントを徹底的に整理しています。
重要事項もパッと見てわかります。復習の際にも効果バツグン!
●学習概要を最初にチェック!
各SECTIONの最初に学習内容の概要を掲載しているので、全体像をつかんでからスムーズに学習を開始できます。
【問題集編】●レベル表示!
各設問にはレベル難易度(A易~C難)を表示しているのでメリハリのある学習を展開できます。
AとBは正解必至です!
●ブラインドシートつき!
見開き左ページに問題、右ページに解答解説を掲載しているので付属の
ブラインドシートで解答解説を隠しながら問題に取り組めます。
紹介文にも力を入れていて「売るぞ!」という意気込みが伝わってくる内容だ。
みんなが欲しかった電験三種シリーズの構成
本書は【教科書編】と【問題集編】に分かれていて、それぞれ切り離せる構造になっている。
例えば、理論では次のようなページ構成になる。
【教科書編】・・・P374
【問題集編】・・・P426
このページ配分からわかるように、参考書部分のページ数は意外と少ない。
説明・解説
↓
公式
↓
補足説明
↓
(簡単な例題)
まず説明・解説があり、公式の紹介。
細かい点について補足説明。
公式がある場合には、簡単な例題が載せられている場合もある。
みんなが欲しかったシリーズの内容について
資格教育に力を入れているTACが作っただけに、わかりやすい内容になっている。
多くの資格参考書を作っている会社だけあって、参考書作りのツボが分かっているようだ。
他の出版社の参考書とは別物。
カラフルで見やすくわかりやすい。
ただ、わかりやすい内容ではあるが、初歩的な内容に終始しているようにも感じられる。
参考書の半分が問題集になっているので、参考書としては少し物足りない。
アマゾンレビュー
TAC みんなが欲しかった 理論
教科書は丁寧に説明されているような感じ。問題集はやはり算数の知識が乏しいととっかかりが難しい。解答例で時々途中が飛ばされているので何でそうなるのの理解に時間がかかってしまう。わかりやすい教科書かというとやはり基礎がないと『ん~~~~~』
問題集の解答がかなり適当
他のレビューにあるように問題集の解答が雑
交流の分野なんて訳が分からない
テキストだけフルカラーの図解付きにしたことで、それ以外は手が回らなかったんだろうか
解答の部分にこそ力を入れるべきであろうに
教科書と問題集は作者が違う?
レビュータイトルのとおりですが、教科書と問題集の作者が違い、お互いの意思疎通が図られていないとしか思えない部分があります。まず、教科書部分ですが、シンプルでわかりやすいです。初学者の文系である私でもスイスイ読み進められます。
しかし、問題集を開いた瞬間、全くわかりません。苦痛を伴いながら解答みると、わかりにくい大まかな理由がわかります。(1)教科書単元と問題集の進行が合ってない
過去問ベースの問題集なので仕方ない部分ではありますが、教科書を読むとここまでで問題の○番ができる、と書いてあります。
しかし、その先の単元の知識がなければ解けないような問題が散見されます。例えば交流では記号法の単元前に、問題の解説に記号法が使ってあります。改善点だと思います。
(2)優しい問題→応用の順になってない
コンデンサなど、いきなり難しい問題が先にきて、教科書を読み進めた基礎的知識だけで解ける問題が後で出てくるなど、収録順に疑問があります。
(3)問題を解くポイントが問題集の解説にしか出てこない
例えば、コンデンサに誘電体を挟むと、2つのコンデンサを直列につないだものとみなせる、などは解説に書くのではなく、教科書に問題を解く際のポイント、コツとして書くべきではないでしょうか?このレビューで回答の解説が端折っていると厳しい声がありますが、上記のようなことが原因だと思います。ここまでずれているのは、恐らく教科書の作者と問題集の作者が違う、としか考えられません。
私はこれだけでは勉強を進めることができなかったので、高校物理の教科書とYouTubeの動画を併用しました。全くの初学者がやるということ自体も無謀で問題だ、と言われればそれまでですが…
間違った内容や分かりづらい内容、途中説明を省いている内容が散見されます。ネットで補足する必要がありました。復習のため購入しましたが評価ほど良い教材じゃないようです。
非常に初心者にわかりやすい、よくできた一冊です。
飽きが来ないテキストとやりやすい簡単な問題が例として載っています。
テキストと問題集が分割できるようになっていますが
分割後の表紙には「教科書」「問題集」くらいしか出ていないので
コソコソ勉強していても「何の資格?」かはわからないようなのもいいです(苦笑)
問題集の方は過去問を中心としており回答もわかりやすいです。
初学者はもちろん、一旦あきらめたけど再び目指す副学者、
電気のことはさっぱりわからない方もこのテキストは有用かと。
ただし、この一冊だけでは電験三種合格にはちょっと足りないかも。
色々レビューはありますが、普通に電気を習った大卒者であればこれで十分です。
というか金額的にも時間的にも近道です。
このシリーズを前科目買いましょう。それなりに時間を取って読み込めば8割は普通に取れます。
問題解説が理解できなくとも、教科書読んだりググって調べて理解しましょう。それでもわからなければ公式覚えて終わりです。
文系でも分かりやすく最後まで読み進める事が出来た。説明が丁寧で、初心者向き。
満点は目指せないが、しっかりこなせば合格ラインに達する事が出来る内容。
3ヶ月毎日1-2時間の勉強で当科目合格出来た。
分冊できるようになっています。分冊後は味気のない表紙です。
自学できるように考えられています。分かりやすいと思います。
実際の本番の問題はこんな簡単ではないため、これをやって過去問を解く勉強の仕方を考えたほうがいいと思います。
教科書の部分はわかりやすくていいと思います。
内容よ初学者向けなのでこれ一冊では安心できないとおもいます。わかりやすいとはいえ数式が省略してあったりするので、別で電気数学の参考書を持っていたほうがいいと思います。
例題(問題)の数
練習問題は全て過去問が使われている。
また問題の数は多く、十分な量がある。
ただ、計算問題の途中式は省かれているものが多いので、数学が苦手な人にとっては厳しい。
問題のすぐあとに解説が載せられている点は良く、
スペースが多く取られているので、見やすく感じる。
結論
豊富に色が使われているし、スペースも多く取られていて読みやすい。
電気初心者が読むには、わかりやすくていいと思う。
ただ、初歩的な内容に重点が置かれているので、一歩進んだ内容については載っていない。
そこは、他の参考書で補う必要がある。
練習問題の量が多い点で、優れていると言えるが、解説が物足りない。
ページ数が増えることを恐れて省略したのだろうか。
残念だ。
とは言え、電験参考書は難しいものが多いので、初級者が選ぶとしたら「TAC みんなが欲しかった電験三種シリーズ」は、おすすめできる一冊だろう。