2022年から電験3種の試験は年2回開催される。
これは、経済産業省の「電気保安人材の持続可能な確保・活用に向けた制度のあり方について」がもとになっており、
試験が年2回になることは「電気新聞」にも掲載されていることから 決定事項である。
また回答の方法は、マークシート方式に加え、パソコンで回答するCBT方式も採用されることが分かっている 。
科目合格制度はどうなる?
電験三種は科目合格制度があり一度合格した科目は3年間有効となる。
今までは年1回の実施だったので、科目合格した場合翌年とよく翌年その科目は受験を免除される。
つまり2回免除され、それでも合格できない場合は科目合格が取り消されてしまう。
しかし試験が年2回になると、3年間で試験が6回受けられるので、合格科目はその後5回は免除される。
これにより電験三種は格段に合格しやすくなったと言えるだろう。
しかも、年1回しか開催されない場合は、モチベーションを保ち続けるのがやや難しいが、
年2回開催ならたとえ不合格でもモチベーションを保ったまま次回の試験に向けて勉強を続けることができる。
2022年 (令和4年) 電験三種の試験日
さて、では令和四年(2020年)電験三種の試験日はいつになるだろうか?
独自に予想してみる。
「電気技術者試験センター」では電験の他にも、「電気工事士」の試験を取り行っている。
ご存知のように、第二種電気工事士試験も年2回開催されており、そして第一種電気工事士試験は 年1回の開催だ
さらに電気工事士試験は学科と技能が別日に開催される。
電気技術者試験センターでは「電気工事士試験」と「電験の試験」が重ならないように試験日を決めると思う。
そう推測すると、なんとなく電験三種の試験日が分かってくる。
工事士試験の日程から推測する
令和3年の日程になるが、
まず第二種電気工事士試験の上期学科が5月30日に行われる。
そして技能試験が7月17日と18日に行われる。
さらに、第一種電気工事士の学科試験は10月3日に行われ、
第二種の下期の学科試験は10月24日に行われる
次に、第一種の技能試験は12月12日に行われ、
第二種の技能試験は12月18日と19日に行われる
二種上期 学科 5月30日
二種上期 技能 7月17日と18日
一種学科 10月3日
二種下期 学科 10月24日
一種技能 12月12日
二種下期 技能 12月18日と19日
これらの電気工事士試験の日程と重ならないように、電験の日程を決定するとなると、
おおよそ電験三種の上期試験は、3月または4月頃
下期の試験は9月頃または11月頃に行われるのではないだろうか。
単純に、電気工事士試験と重ならない日程、
そして電験三種の上期と下期の間隔は約半年あける。
この二つの条件から考えると、電験三種の試験日が予想できる。
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